【報告】 第75回例会
こんにちは!ポロンです。
お待たせしました!2月の例会報告です。
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第75回 Hanahou倶楽部 報告
日時:2012年2月16日(木)10:30-12:30
場所:横浜駅近辺
参加者4名
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※紹介した本(BT:ブックトーク、ST:読み聞かせ)
■Black and White / David MacAulay(BT)
ISBN-10: 0395521513
ISBN-13: 978-0395521519
この絵本は私が初めてハナホーに参加させてもらった時にアトムさんが紹介されていた絵本です。
ページを開くと左側上下、右側上下の4つの部分それぞれで別々のお話が進んでいきます。
初めて一人で列車の旅をする男の子の話。忙しい両親と子供たちの話。
遅れた列車をずっと待つホームの上の人たちの話。脱獄した人が逃げる話。
それぞれで絵のテイストも違います。
お察しの通り最後にはうまくお話が繋がります。
(NATSU)
■Knots on a Counting Rope / Bill Martin, John Archambault, Ted Rand (ST)
ISBN-10: 0805005714
ISBN-13: 978-0805005714
生まれた時から目のみえない男の子。おじいちゃんにいつものお話をせがみます。
もう何度も何度も語られてすっかり覚えてしまっている話をそれでも男の子はまたせがみます。
生まれた時の話。青い馬が生きる力をくれた話。見えないけれど馬のレースに出た時の話。
最後まで語るとおじいちゃんはロープにひとつ結び目をつくります。
このロープいっぱいに結び目がくるまで語ったら・・・。
いつまでもそばにはいてやれないけれど。
おじいちゃんの大きな愛情が感じられる絵本です。
(NATSU)
■Old, New, Red, Blue! (Step into Reading) / RH Disney(ST)
ISBN-10: 0736424105
ISBN-13: 978-0736424103
(ドワイト)
■Hot Dog (Step into Reading) / Molly Coxe(ST)
ISBN-10: 0307261018
ISBN-13: 978-0307261014
(ドワイト)
■I Want My Hat Back / Jon Klassen(ST)
ISBN-10: 0763655988
ISBN-13: 978-0763655983
『(Theodor Seuss) Geisel 賞 2011』のオナー賞1冊です。
大事な帽子をなくしたクマ(らしき動物)が、いろんな動物たちに
「ボクの帽子見なかった?」と聞いて回ります。
でも誰も知らないといいます。
ずっとうつろだったクマの目。ある瞬間 ぴっ!と視線が定まります。
さぁ、帽子はみつかるのでしょうか。
そして、アイツは…?
「赤」のなんともいえない色あいが効果的に使われています。
うーん、シュールだ。。。びっくりした。
翻訳は
「どこいったん 」 ジョン・クラッセン作 長谷川義史訳 クレヨンハウス(2011/11/25)
関西弁で訳されているそうです。
(たんぽぽのわたげ)
■Library Mouse / Daniel Kirk(BT)
ISBN-10: 0810989298
ISBN-13: 978-0810989290
図書館の壁の穴の中に住んでいるねずみのSamは、本を読むのが大好き。
夜、人がいなくなると穴から出てきて読書三昧です。
ありとあらゆる本を読んで、あるとき今度は自分で書いてみよう!と思い立ちます。
そして書いた小さな本をそっと本棚にさしておくと、
翌日誰かがみつけて読んでくれます。
そのうち、みんなが どんな人が書いてるのか知りたくなってきて
図書館員が「Meet the Auther Day」をやることにします。
ところがSamは、人間の前に出るなんてとんでもない!と思います。
なぜ人間は作者なんかに会いたがるんだろう。自分でも書けばいいのにと思っていたSamは、とってもすてきな作戦を実行します。さぁ、それは…。
(たんぽぽのわたげ)
■Adele & Simon in America / Barbara McClintock(BT)
ISBN-10: 0374399247
ISBN-13: 978-0374399245
先月紹介した "Adele & Simon" の2作目です。
ニューヨークのおばさんのところへやってきたAdele と Simon の姉弟は、アメリカ一周旅行に連れていってもらいます。Simonが次々と物を失くし、それが絵の中に隠れているのは前編と同じ。
豪華客船ルシタニア号、グランド・セントラル・ステーションや
ミシシッピ川を航行する蒸気船など、ノスタルジアをそそる絵を
楽しむとともに、隠れキャラを見つけるのも面白いです。
大統領や日本でも有名な建築家、作家、詩人などが隠れているそうですが、人物を見分けるのは難しい!
それより楽しいのは絵本のキャラです。
冒頭のニューヨーク港には、ヨーロッパからやってきたとおぼしき、
あの絵本の二人と一匹が、ボストンの公園にはアメリカ名作絵本の
キャラクターがいます。
(ポロン)
*****
ではまた次回、はなほー!
お待たせしました!2月の例会報告です。
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第75回 Hanahou倶楽部 報告
日時:2012年2月16日(木)10:30-12:30
場所:横浜駅近辺
参加者4名
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※紹介した本(BT:ブックトーク、ST:読み聞かせ)
Black and White (Caldecott Medal Book) (1990/04/30) David MacAulay 商品詳細を見る |
■Black and White / David MacAulay(BT)
ISBN-10: 0395521513
ISBN-13: 978-0395521519
この絵本は私が初めてハナホーに参加させてもらった時にアトムさんが紹介されていた絵本です。
ページを開くと左側上下、右側上下の4つの部分それぞれで別々のお話が進んでいきます。
初めて一人で列車の旅をする男の子の話。忙しい両親と子供たちの話。
遅れた列車をずっと待つホームの上の人たちの話。脱獄した人が逃げる話。
それぞれで絵のテイストも違います。
お察しの通り最後にはうまくお話が繋がります。
(NATSU)
Knots on a Counting Rope (Series C) (1987/10) Bill Martin、John Archambault 他 商品詳細を見る |
■Knots on a Counting Rope / Bill Martin, John Archambault, Ted Rand (ST)
ISBN-10: 0805005714
ISBN-13: 978-0805005714
生まれた時から目のみえない男の子。おじいちゃんにいつものお話をせがみます。
もう何度も何度も語られてすっかり覚えてしまっている話をそれでも男の子はまたせがみます。
生まれた時の話。青い馬が生きる力をくれた話。見えないけれど馬のレースに出た時の話。
最後まで語るとおじいちゃんはロープにひとつ結び目をつくります。
このロープいっぱいに結び目がくるまで語ったら・・・。
いつまでもそばにはいてやれないけれど。
おじいちゃんの大きな愛情が感じられる絵本です。
(NATSU)
Old, New, Red, Blue! (Disney/Pixar Cars) (Step into Reading) (2006/08/08) RH Disney 商品詳細を見る |
■Old, New, Red, Blue! (Step into Reading) / RH Disney(ST)
ISBN-10: 0736424105
ISBN-13: 978-0736424103
(ドワイト)
Hot Dog (Step into Reading) (1998/07/15) Molly Coxe 商品詳細を見る |
■Hot Dog (Step into Reading) / Molly Coxe(ST)
ISBN-10: 0307261018
ISBN-13: 978-0307261014
(ドワイト)
I Want My Hat Back (2011/09/27) Jon Klassen 商品詳細を見る |
■I Want My Hat Back / Jon Klassen(ST)
ISBN-10: 0763655988
ISBN-13: 978-0763655983
『(Theodor Seuss) Geisel 賞 2011』のオナー賞1冊です。
大事な帽子をなくしたクマ(らしき動物)が、いろんな動物たちに
「ボクの帽子見なかった?」と聞いて回ります。
でも誰も知らないといいます。
ずっとうつろだったクマの目。ある瞬間 ぴっ!と視線が定まります。
さぁ、帽子はみつかるのでしょうか。
そして、アイツは…?
「赤」のなんともいえない色あいが効果的に使われています。
うーん、シュールだ。。。びっくりした。
翻訳は
「どこいったん 」 ジョン・クラッセン作 長谷川義史訳 クレヨンハウス(2011/11/25)
関西弁で訳されているそうです。
(たんぽぽのわたげ)
Library Mouse (2010/03/01) Daniel Kirk 商品詳細を見る |
■Library Mouse / Daniel Kirk(BT)
ISBN-10: 0810989298
ISBN-13: 978-0810989290
図書館の壁の穴の中に住んでいるねずみのSamは、本を読むのが大好き。
夜、人がいなくなると穴から出てきて読書三昧です。
ありとあらゆる本を読んで、あるとき今度は自分で書いてみよう!と思い立ちます。
そして書いた小さな本をそっと本棚にさしておくと、
翌日誰かがみつけて読んでくれます。
そのうち、みんなが どんな人が書いてるのか知りたくなってきて
図書館員が「Meet the Auther Day」をやることにします。
ところがSamは、人間の前に出るなんてとんでもない!と思います。
なぜ人間は作者なんかに会いたがるんだろう。自分でも書けばいいのにと思っていたSamは、とってもすてきな作戦を実行します。さぁ、それは…。
(たんぽぽのわたげ)
Adele & Simon in America (2008/08/05) Barbara McClintock 商品詳細を見る |
■Adele & Simon in America / Barbara McClintock(BT)
ISBN-10: 0374399247
ISBN-13: 978-0374399245
先月紹介した "Adele & Simon" の2作目です。
ニューヨークのおばさんのところへやってきたAdele と Simon の姉弟は、アメリカ一周旅行に連れていってもらいます。Simonが次々と物を失くし、それが絵の中に隠れているのは前編と同じ。
豪華客船ルシタニア号、グランド・セントラル・ステーションや
ミシシッピ川を航行する蒸気船など、ノスタルジアをそそる絵を
楽しむとともに、隠れキャラを見つけるのも面白いです。
大統領や日本でも有名な建築家、作家、詩人などが隠れているそうですが、人物を見分けるのは難しい!
それより楽しいのは絵本のキャラです。
冒頭のニューヨーク港には、ヨーロッパからやってきたとおぼしき、
あの絵本の二人と一匹が、ボストンの公園にはアメリカ名作絵本の
キャラクターがいます。
(ポロン)
*****
ではまた次回、はなほー!
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